歯科
Dental Care
口臭が気になる
最近ごはんを食べないことがある
何だか体調が悪そう
カチカチと寒そうに口を鳴らす
診察費用について
※それぞれ別途麻前検査の費用がかかります。
麻酔について
当院での⻭科治療は全⾝⿇酔下で⾏います。
⿇酔下で実施することで、安全で正確な診断治療が可能になります。
人工呼吸器搭載麻酔器
Prima 450Penlon
動物用生体モニター
iPM12 Vet Mindray
なぜ全身麻酔が必要なのか
⻭科治療には必ず痛みを伴います。
腫れている⻭⾁を触ったり、場合によっては抜⻭も⾏います。
また、動物はじっとして⼝を開けているということができません。
そのため、全⾝⿇酔をかけさせていただくことで不動化を⽬的としております。
歯科治療の麻酔に対する当院の工夫
どれだけ健康な⼦に対しても、100%安全な⿇酔は存在しません。
しかし、可能な限りリスクを軽減するために、
当院では⿇酔前検査を実施しております。
乳歯抜歯について
通常、乳歯は生後4〜8か月の間にすべて生え変わってしまいますが、
その時期を過ぎても乳歯が残存している場合があります。
乳歯が残っていると既に生えてきている永久歯に影響(歯並び)を与えたり、
歯石が付着しやすくなったりしてしまいます。
成長期を過ぎても残存している乳歯をそのままにしておいても
自然に抜けることはありませんので、
多くの場合避妊・去勢手術を行う際などの全身麻酔時に一緒に抜歯してしまいます。
乳歯に押されて歯並びの悪くなってしまった永久歯は、
ある程度であれば矯正が可能ですので、
乳歯でお困りの際は、宮田動物病院にご相談ください。
左上顎犬歯の乳歯
下顎犬歯の乳歯
処置時間や料金はその子のお口の状態によって変わります。
歯周病がひどくならないうちに是非一度、歯石除去をご検討ください。
Q&A
歯磨きは何日おきにすればいいですか?
理想は毎食後ですが、少なくとも2日に1回は磨きましょう。
一般的に歯垢は2〜3日で歯石になると言われています。
歯石になってしまうと専用の歯科器具を使用しないと
キレイに取り除くことはできません。
そうなってしまう前に、
日頃のデンタルケアを心がけましょう。
歯磨きのタイミングは「食事中」をお勧めしています。
もちろん食後に歯磨きができれば1番良いですが、
ご褒美をもらいながらであれば歯磨きが苦手な子でも
協力的に磨かせてくれる場合があります。
できる限り小さな時から歯ブラシにならするように
幼少期から歯磨きを始めましょう。
歯石がたくさんついていますが、歯磨きをするべきですか?
歯肉炎などがあり、歯磨きを嫌がってしまうことがあります。
歯石は歯ブラシでは取り除くことができません。
そのため当院ではそのような場合、
1度歯の状態をキレイにリセットすることを
お勧めしております。
全身麻酔下で歯石除去を行い
歯の表面をキレイにしてから歯磨きを行います。
多くの場合歯石が原因で歯肉炎を起こしていることがあり、
歯肉炎でお口の中に痛みがあると
歯磨きをさせてくれないことがほとんどです。
まずは歯石を完全に取り除いて
歯磨きができるお口の状態にしてあげましょう。
口のトラブルが起きている場合、どんな症状があるの?
症状として1番多いのは、口臭が気になるようになります。
この時にはかなり⻭石がついている状態です。
それからしばらくすると痛みや食欲低下、くしゃみなどの、
重度⻭周病などで認められる症状が出てくる傾向があります。
歯周病に罹患する年齢はそれぞれですが、
ホームケアをしていない小型犬の場合では
9ヶ月齡から歯周病が始まることがあるとされています。
歯の健康は、命を守る。
「口臭がする」「歯ぎしりをする」などの症状は
お口のトラブルが原因であることがほとんどですので、
お気軽にご相談ください。
他にも初めて動物と一緒に暮らすという方にも
アドバイスをさせていただいております。
最後に
⿇酔リスクや治療費などのさまざまな障壁によって、その時ベストな治療ができなくとも、症状を減らして⽣活の質を上げることが可能な場合があります。
⻭に関して、気になることがありましたら
是⾮⼀度ご相談ください。