【写真で分かる】犬の皮膚トラブル|症状別・部位別チェックポイント

犬 皮膚科
【写真で学ぼう!】夏に多い皮フの異常。獣医師解説

この記事の執筆者

宮田院長

宮田 翔平

宮田動物病院院長。静岡県沼津市で60年以上続く地域密着の動物病院として、飼い主様に寄り添った丁寧な診療を心がけています。

「愛犬の皮膚が赤くなっている気がする」「かさぶたやフケが増えてきたけど、これって病院に行くべき?」という不安を感じたことのある飼い主さんは多いのではないでしょうか。

皮膚の異常は、見た目では軽い症状に見えても、炎症が進行していたり、すでに慢性化していたりすることも少なくありません。特に夏は、高温多湿の影響で皮膚トラブルが増えやすい季節です。「そのうち治るだろう」と様子を見ているうちに、症状が悪化してしまうこともあります。

本記事では、犬の皮膚トラブルで確認したい「症状別・部位別のチェックポイント」を解説します。写真を交えながら確認すべきポイントをご紹介しますので、愛犬の皮膚に違和感を覚えた際の参考にしてください。なお、本記事の内容は、当院のYouTubeチャンネルでも詳しく解説しています。

宮田動物病院(静岡県沼津市)では、皮膚の検査から治療まで一貫して対応しています。少しでも気になる症状がある方は、お気軽にご相談ください。

WEB予約は24時間受付中です。
まずはお気軽にご相談ください。
ご予約はこちらから

【症状別】写真でわかる犬の皮膚トラブル3パターン

犬の皮膚トラブルは、見た目の変化から気づけることが少なくありません。

ここでは代表的な3つの症状について、それぞれの特徴を解説します。

  • 黄色っぽいかさぶた・フケが出ている
  • シミのように黒ずんでいる(色素沈着)
  • 皮膚がゴワゴワ・厚くなっている(苔癬化)

黄色っぽいかさぶた・フケが出ている

黄色っぽいかさぶた・フケが出ている

黄色っぽいかさぶたは、細菌感染によってできることが多く、皮膚炎のサインの一つです。

こうした症状が見られたら、自己判断で様子を見るのではなく、動物病院で診てもらうことをおすすめします。

シミのように黒ずんでいる(色素沈着)

シミのように黒ずんでいる(色素沈着)

お腹に小さなシミができたように見えても、実際には色素沈着が起きていることがあります。また、お尻まわりにも同じような変化が見られることがあります。

同時に赤みが見られる場合は炎症を伴っていることもあるため、動物病院で確認してもらいましょう。

皮膚がゴワゴワ・厚くなっている(苔癬化)

皮膚がゴワゴワ・厚くなっている(苔癬化)

皮膚が慢性的な炎症によって厚く、硬くなった状態を「苔癬化(たいせんか)」と呼びます。こうした変化が見られる場合は、皮膚炎が長く続いている可能性があります。この症状が見られたら、動物病院で診てもらいましょう。

宮田院長
宮田院長
かさぶたやフケは「様子を見ているうちに広がった」というご相談が多い症状です。範囲が広がる前の受診が、治療期間を短くするポイントになります。

【部位別】愛犬の体でここをチェック!皮膚トラブルが起きやすい6つのポイント

犬の皮膚トラブルは、体の中でも症状が現れやすい部位があります。日頃のスキンシップの際に、次の6つのポイントを意識してチェックしてみましょう。

  • 耳
  • 首(首輪まわり)
  • 背中
  • お尻
  • お腹
  • 指先・肉球の間

耳

耳

耳を裏返してチェックしてみましょう。かさぶたやフケのようなものが付着していたり、赤みや皮膚が厚くゴワゴワしていたりすることがあります。とくに耳の毛が多い子は汚れがたまりやすく、皮膚トラブルの原因になることもあります。

首(首輪まわり)

首(首輪まわり)

首輪が当たる部分は、皮膚が厚くなっていたり、シミのように色素沈着が点々と見られたりすることがあります。こうした症状が見られる場合も、動物病院で診てもらいましょう。

背中

背中

背中は、黄色っぽいかさぶたや赤みが現れやすい部位です。黄色っぽいかさぶたは細菌感染によってできることが多く、皮膚炎のサインの一つです。見つけた場合は、早めの受診をおすすめします。

お尻

お尻

お尻まわりは、症状が慢性化すると色素沈着が起こり、黒ずみが目立つようになることがあります。また、お尻の中央付近にうっすらとかさぶたのようなものが見られる場合は、細菌感染を伴っている可能性があります。

お腹

お腹

お腹は、飼い主さんが変化に気づきやすい部位です。「昔からある小さなシミ」と思っていたものが、実は色素沈着であり、以前から皮膚炎が続いていたサインだったというケースもあります。

指先・肉球の間

指先・肉球の間

指先には色素沈着による黒ずみが見られることがあります。また、肉球と指の間に黄色っぽいかさぶたがある場合は、細菌感染を伴っている可能性があります。指先は舐めることで悪化しやすいため、異変に気づいたら早めに確認してあげましょう。

宮田院長
宮田院長
耳・首・背中・お尻・お腹・指先は、日々のブラッシングやスキンシップのついでに確認しやすい部位です。「いつもと違うかも」と感じたら、この6つの部位を意識してチェックしてみてください。

猫の皮膚トラブルにも要注意

猫の皮膚トラブルにも要注意

犬だけでなく、猫にも皮膚トラブルはよく見られます。代表的な症状として、以下のようなものがあります。

  • 顎まわりのポツポツ(顎のざ瘡・顎ニキビ)※
  • 背中の脱毛と赤いブツブツ
  • お腹を舐め壊してしまっている状態

猫の皮膚病は原因が複雑に絡み合っていることが多いため、気になる様子が見られたら早めに動物病院で診てもらいましょう。

※顎ニキビは毛穴の細菌感染が原因となることが多い病気です。

宮田院長
宮田院長
猫ちゃんの皮膚病は、犬と同じくらい奥が深いものです。「なんだか皮膚が変だな」と感じたときは、すぐに動物病院で診てもらうようにしましょう。

気になる症状があれば早めに宮田動物病院へご相談ください

ここまでご紹介した症状に少しでも心当たりがある場合は、お早めの受診をおすすめします。

犬・猫の皮膚病は、見た目が似ていても原因がまったく異なることがあります。シャンプーで症状が改善することもありますが、適切な方法や製品選びが重要です。自己判断で対処する前に、まずは動物病院で原因を確認しましょう。

「まだ様子を見ても大丈夫かな」と迷うような段階こそ、原因を確認するよいタイミングです。気になる症状がありましたら、お気軽に宮田動物病院までご相談ください。

WEB予約は24時間受付中です。
まずはお気軽にご相談ください。
ご予約はこちらから

まとめ|犬の皮膚トラブルは「症状」と「部位」でチェックしましょう

愛犬の皮膚に異変を感じたら、まずは「症状」と「部位」の両方を確認してみましょう。かさぶた・色素沈着・苔癬化(皮膚が厚くゴワゴワした状態)といった症状を確認し、耳・首・背中・お尻・お腹・指先の6つの部位を順番にチェックすることが大切です。

赤みが広範囲に及んでいる、かさぶたが複数箇所にできている、皮膚が厚くゴワゴワしているなどの症状は、皮膚炎が進行しているサインかもしれません。少しでも気になる変化があれば、自己判断せず動物病院へ相談しましょう。

宮田動物病院(静岡県沼津市)では、犬・猫の皮膚トラブルに対して、原因に応じた検査・治療を行っています。愛犬・愛猫の皮膚で気になることがありましたら、お気軽にご相談ください。

WEB予約は24時間受付中です。
まずはお気軽にご相談ください。
ご予約はこちらから

なお、本記事の内容は当院のYouTubeチャンネルでも動画で解説しております。写真をもとに症状別・部位別のチェックポイントを獣医師が実演解説していますので、ぜひご覧ください。

MOVIE

【写真で学ぼう!】夏に多い皮フの異常。獣医師解説

月火木金 9:00-12:00 / 15:00-18:00、土 9:00-12:00 / 14:00-18:00、水日祝 休診、受付は各 30 分前まで

土曜日:午後診療時間は14:00~18:00

休診日:水曜・日曜・祝日

所在地:静岡県沼津市西島町3-13

Google Mapを見る
Contact
電話する 24時間受付中 24時間受付中 WEB予約する WEB予約する